ストレスクリア®コーチングで悩みが悩みでなくなってしまいストレスが消えてしまった実例

ストレスクリア®メソッド

私は現在、教育に携わりながらメンタルコーチも行っています。

アドラー心理学やストレスクリアコーチング、NLPの心理技術も取り入れながら、子育てで悩んでいる親御さんや、メンタルがしんどくなっている教員のサポートをさせていただいています。

多くの方の心のケアをしてきましたが、自分自身の心の悩みも解消された事例を紹介させていただきます。

周りの目がとにかく気になってしまうし、他の先生のことが許せない

これは私の過去の事例です。

私は会社員から転職して教員になりました。

全く違う世界に飛び込んだ反動からなのか、価値観の違いに苦しみながら何年も過ごしてきました。

大学を卒業してから何年も経ち、自分の好きなように生きてきたりました。私は、教師になった喜びの反面、

”自分なんかが教師になっていいのか”という思いが常につきまとっていました。

なので、教師である自分に見合う自分を磨き、作り上げなければならないと思いながら何年も過ごしてきました。

そして、仕事での失敗を恐れ、事前準備のためにとにかく休みなく土日も学校へ行っていました。

 

また、教育セミナーにも頻繁に参加し、時にはトイレ掃除やボランティア活動で東北まで行ったこともありました。

全ては、自分自身を磨くため。教師に見合う自分を早く作り上げるためでした。

今思えば、自分磨きではなく、自分削りをやっていました。

その裏には、強烈な自己否定がありました。

その当時は、そのことに何の違和感も感じることなく、そんなもんだろう程度にしか思っていませんでした。

むしろ、否定的な意見をいただいた際には、自分のためにありがとうございますと、先輩教師に頭を下げるのが普通でした。

それほど自己肯定感が低く、いつか自分も変われる日が来るんだろうと思って過ごしてきました。

周りの先生は自分をどう思っているのだろう・・・

子どもへの教育活動の際、とにかく周りの目を気にして過ごしてきました。

他の先生に良く見られよう。

あの人はどう思っているんだろう。

今日の活動にだれか文句言ってこないかな。

保護者にいい先生と思われているのかな。

そのためにはもっと、もっとがんばらなきゃ!

この全体指導で失敗したらどんなこと思われるんだろう。

そんな、受け身で被害者意識てきな思いにがんじがらめでもあったし、子どもにあんなにきつく叱るなんてひどい。

先生らしい行動ができていない。自分勝手で先生としては全然だ。

なんであんな愛想が悪いんだろう。

と、そんな風に周りの先生を見てしまい、結果、周りの先生とは深い部分では仲良く関われず、時にはトラブルが起こってしまうこともありました。

なので、学校現場は自分にとってはとても居心地が悪いものでした。

それは、子どもの頃に反抗しまくっていた頃と何も変わっていませんでした。

とにかく、恐怖と不安と焦りと怒り

子ども以外の大人には、常にそんな感情がぐるぐる回っていました。

ストレスクリア®コーチングを体験して得たもの

そんな私の思いや価値観をガラッと変えたのが、ストレスクリア®コーチングのセッションでした。

受けるまでは半信半疑でした。

「人の評価ばかりを気にしてしまう」ことをテーマにセッションをしてもらいました。

ストレスクリア®コーチングのセッションは、2つの質問を繰り返し行い、自分が気づいていなかった、深い思考まで掘り下げることで、本当は自分は何を求めているのか。

なんのために、ネガティブなしんどい思いや感情を繰り返しているのか。

そうまでして手に入れたい本当の思いに気付かせるセッションです。

私はそのセッションを通して、

「人がそれぞれの存在を認めあえる世の中。ただ存在するだけでいい。」

という思いを、心の奥底では持ち続けていたことに気付きました。

それに気づいたのは、セッション終盤で、分かった時にはパッと世界が明るく、そして軽くなったような感じがしました。

そして、まず頭に浮かんだのが、私が一番苦手に感じていたベテランのおばちゃん先生でした。

この人とは、どう頑張ってもまともに話もできないし、仲良くなんてなりたくもない。と思っていました。

ですが、そのセッションを通して、

”それぞれは存在するだけでいい。それを認めあえる世界を作りたい”

ということに気付いたことで、

「あ、あの人の許せなかったあの立ち振る舞いも、それはあの人の世界なんだ。

ただ、あの人はあの人の人生をあの人の感性で生きているだけなんだ」

という思いにシフトしました。

すると、嘘のように、それまで不安や恐怖に思っていたことがどうでもよくなりました。

セッション後に、今のストレス度を数字で表してくださいと言われましたが、それを言葉で表すことすらもったいない、

陳腐な表現になってしまいそうなぐらい、自分の中で納得感と大変革が起きてしまいました。

職場で起きた現実変化

それ以降、そのベテランのおばちゃん先生とは普通に話せるようになり、時には冗談を笑顔で言い合える仲になりました。

それまでは、その人と話すのが怖かったのです。

気を損ねることを言ってしまわないか、普段の僕の行動を批判的に見ていないか。

けれども、きっと僕の価値観がガラッと変わったことで、私が気づいていない部分での体から出る雰囲気や立ち振る舞いが変化しているので、その人にとっても、すごく話しかけやすくなっているのだと思います。


ストレスクリア®コーチングでは、悩みの根本からの気づきがあるため、

そこに気付いてしまうと、もう悩みたくても悩めないようになってしまいます。

トリックアートの隠れた絵を知ってしまうと、もうそれにしか見えなくなってしまうのと似た感じです。

私は、子どもの頃、教師に散々な目に遭わされてきたので、きっと自分には教師に対するトラウマがあって、それが原因で今までの嫌悪感を生んでいたと思っていました。

その長年のトラウマと思っていたことも、このセッションを通して、ひとまとめで解決に至りました。

それくらい強力で効果的なワークです。

その実体験があるからこそ、現場で人間関係に悩んでいる先生の手助けをしたいと思っています。